特徴

足のカタチが綺麗になると
歩きが楽になる秘密

足裏に架かる3本のアーチ

私たちの足裏には、①内側縦アーチ  ②外側縦アーチ  ③横アーチという、3つのアーチがあります。

この3つのアーチには、体を安定させたり、前後左右の揺れを調整したり、衝撃を吸収・分散したりする働きがあります。

足裏のアーチは、石を弓状に組んで、上から掛かる力を分散して重みに耐えられる構造をしている、古代ローマの水道橋や長崎の眼鏡橋のような、アーチ橋に例えられます。

橋のアーチの最上部にアーチ構造を保つための要石(かなめいし)があるように、足裏の3つのアーチの最上部にも、それぞれ要石の役割を果たす骨があり、最上部の位置に保たれるよう、筋肉や靭帯で支えられています。

内側縦アーチ
(要石は距骨〜きょこつ)

横アーチ
(要石は第2楔状骨〜けつじょうこつ)

外側縦アーチ
(要石は立方骨)

また、足裏のアーチと足首の関係は、カメラの三脚とカメラ本体によく似ています。

カメラが最適な重心にくるようにカメラの三脚のそれぞれの脚が正しい高さに調整されて安定していれば、傾斜のある場所やガタガタした地面でも映像がブレたり揺れたりしません。

それと同様に、足裏のアーチの要石の役割を果たす骨(距骨・第2楔状骨・立方骨)の高さが正しく調整されて、足首の正しい位置で重心が維持され安定していれば、歩いているときでも立っているときでも、身体がブレたり揺れたりすることがありません。

足裏のアーチの3つの支点〜a「拇趾球(親指の付け根にあるふくらみ)」・b「小趾球(小指の付け根にあるふくらみ)」・c「踵骨(かかとの骨)」〜を結んで出来る三角形と、すねの骨の下にある「距骨」を結んで出来るピラミッド形状が、距骨に重心がくるように常に理想的なバランスを保ち続けると、ヒールの高い靴を履いても、安定して歩けるのです。

a-b 横アーチ a-c 内側縦アーチ b-c 外側縦アーチ

歩くのがつらくなる、その原因とは

アーチ橋が構造上、耐久性に優れているとはいっても、長年の荷重が積み重なって劣化したり災害などの影響で石組みが正しい位置からずれてしまうと、バランスが崩れて、橋が崩落する危険があります。

足も同じように、運動不足や加齢・ケガや疲れの影響で支えている筋肉が衰えたり、足の骨どうしをつないでいる靭帯が伸びたりしてアーチが崩れてしまい、衝撃吸収や分散、バランスの調整などのアーチの役割がうまく働かず、重心が定まらなくなるので、疲れやすく歩きにくくなるだけでなく、扁平足・外反母趾・足の付け根の辛さ・タコや魚の目などの足のトラブル、膝や腰などのトラブルに悩まされることになってしまいます。また、身体の悪い動きは、アーチの崩れを進めてしまうので、靴のトラブルがひどくなってしまうのです。さらに、アーチがくずれた状態が長年にわたると、骨や関節の変形につながり、元に戻すのが大変になります。

やや崩れた足裏

崩れが進んだ足裏

かなり崩れた足裏

「最初は良かったのに夕方になると指が靴に当たって痛い」
「履き続けていると伸びてどんどんゆるくなる」
こんな経験ありませんか?
これは、朝から徐々に足の形が変わってくることに加えて、身体の「悪い動き」のために、あなたの足運びと靴屋さんがイメージする靴の動きがズレることから起きてしまいます。

扁平足の足運びイメージ

外重心の足運びイメージ

「靴の中で足が前に滑る」
土踏まずが疲れる」
「足の裏が痛くなってくる」
「かかとやアキレス腱が痛い」
こんな経験ありませんか?
これは、身体の重心が本来の位置より前にズレて、足裏の3つのアーチがバランスを取れなくなってしまい、骨や筋肉や靭帯などにストレスを与えてしまうことから起きてしまいます。

「かかとがグラグラする」
「足首をねんざした」
こんな経験ありませんか?
これは、足首の関節が不安定な状態で、足が本来より必要以上に大きく内側に倒れることから起きてしまいます。

「パンプスを履くと膝が痛い」
「腰が辛い」
「歩くとがに股になってしまう」
こんな経験ありませんか?
これは、身体の「悪い動き」が足裏から足首→膝関節→股関節→骨盤→上半身へと負の連鎖を生んで、関節が通常より大きくねじれて骨や関節や靭帯などにストレスを与えてしまうことから起きてしまいます。

履くだけでトラブルから解放

崩れたアーチ橋は、石工が劣化した箇所を補強したり、崩れた石組みを正しい位置に組み直したりして元通りに修復します。

あなたの足には、Violette Sole(ヴィオレットソール)の熟練職人が、崩れたアーチを理想的な高さとバランスに整え、まだトラブルの起きていないアーチを今のいい状態を維持するように、あなただけにフィットするオーダーメイドのインソールをお作りします。

横アーチ 内側縦アーチ 外側縦アーチ

崩れた足の形や崩れかけた足の形を、衝撃吸収や分散、バランスの調整などのアーチの役割が働き重心が定まる理想的な形にキープします。

あなたの足の形が理想的な状態でキープされ、身体の「悪い動き」が解消されることで、あなたの足運びと靴屋さんがイメージする靴の動きが一致して、一日中、靴の中の足が快適なまま過ごせます。

理想的な足運び

ヒール靴を履いた時の重心が距骨に乗るように調整されると、あなたの足裏の3つのアーチがバランスが裸足に近い状態に整えられて、足の指もしっかりと使えてスニーカーのような感覚で歩けます。

足首の関節が前後左右すべて安定した状態で、グラグラすることのない、理想的な足裏着地がしやすくなります。

足裏からバランスが整い、足首→膝関節→股関節→骨盤→上半身へと続く「悪い動き」が解消されて、骨や関節や靭帯などにストレスのない理想的な歩きや姿勢で一日を過ごせます。

オンラインショップは
こちらから